皆さんはカフェやコーヒースタンドにどのようなイメージをお持ちですか??
「気取っている」とか「わざわざなんでそんな高いお金を払ってコーヒーを飲むの?」とか言われることがありますが、最近では老若男女問わず行く人が増えてきたのではないでしょうか。
今回紹介したいのは、カフェやコーヒー文化の違いについてです。
国によってどのような文化の違いがあるのでしょうか。
また、カフェ代としてどの程度支出しているのでしょうか。
上記の気になる点を分かりやすく解説していきたいと思います。
目次
1.日本のカフェ文化
2.韓国のカフェ文化
3.ヨーロッパのカフェ文化
まとめ
1.日本のカフェ文化
まずは、自国のカフェ文化がどのようなモノか理解していきましょう。
日本にカフェが広まったのは、明治時代です。文明開化によって洋食が流入本格化し、同時に日本に急速にカフェが広まりました。しかし第二次世界大戦の時、コーヒー豆は贅沢品としてみなされ多くのお店が廃業に追い込まれてしまいました。その後、1970年代になると『コメダ珈琲』が誕生し、全国に喫茶店文化が浸透していきました。バブル期には、1980年代から『ドトール』・『スターバックスコーヒー』のようなセルフサービス型コーヒーが流行し、現在ではセルフサービス型のコーヒーチェーン店がカフェの大きな割合を占めています。また、コンビニエンスストアや、マックなどのファストフード店でも低価格でコーヒーを愉しめるため、多くの人に愛されています。
また、食品データ館によると、ひと月当たりの「喫茶代(外食)」の全国平均は5523円(2020年)となっています。
この額は他国と比較した時どのような数値になっているのでしょうか??
喫茶代にも注目してみましょう!
2.韓国のカフェ文化
朝鮮日報によると、10人のうち7人以上が1日1杯以上コーヒーを飲み、コーヒー購入費として1カ月平均10万3978ウォンを支出するという調査結果がでた。これは日本円にして約1万800円であり、日本の約2倍近く費やしていることになる。また、この金額はコーヒー購入費としてなので、他のカフェでの飲食を含めるとさらに多くの額を消費していることが考えられます。
それでは、なぜ韓国はこのように多く支出をカフェにしているのでしょうか??
韓国のカフェ繁栄には、”タバン”の存在が大きかったように思われます。
韓国には1920年代からタバンという現代でいうカフェ・喫茶店のようなものが根付いていました。
1950年代には、明洞だけで50店舗以上のタバンがあったそうです。1950年代のタバンは知識人や芸術家などが交流の場として、議論を行っていたようです。
それから1960年代から1980年代になると、文化人だけでなく老若男女みんなが気軽に集まれる憩いの場になっていきました。まさにカフェ・喫茶店のような使い方はこの時からされるようになりました。
これまでのタバンでは、インスタントコーヒーベースのモノが提供されていました。
1990年代になるとスターバックスコーヒーなどのコーヒーショップが一般的となり、タバン文化は衰退していきました。
このように韓国では、タバンに集まるという文化が根付いていたため、コーヒーショップが一般的になった後も、同様にカフェに集まるということが習慣化されているように思います。
1.ヨーロッパのカフェ文化
17から18世紀、イギリスは貿易によって大きくな発展を果たした。そして貿易業に携わる者たちは、コーヒーショップで情報交換などを行っていました。また、ビジネスマンだけでなく画家や音楽家などの文化人もカフェに集まり、活動の中心地となっていました。
ビジネス・文化の中心地になっていたカフェですが、なぜ彼らはカフェに集まったのでしょうか?
1つ目の理由が『快適な空間』です。
カフェには、十分な広さ・暖房・家具が揃っており、コーヒー1杯で何時間も快適な空間を享受することが出来ました。
2つ目の理由は『交流の場』です。
現代のようにスマートフォンもパソコンもない時代ですから、最新の情報を得るためには人とコミュニケーションをとるしかありません。また、同じような思想・悩みなどを持った人がカフェに行けば出会うことができ、そして意見や情報を交換する事が出来る場所できる憩いの場でした。
次にヨーロッパのカフェの特徴に触れていきたいと思います。
ヨーロッパのカフェは、オープンカフェというスタイルが一般的です。サクッと立ち寄ってエスプレッソを1杯飲むことも、街並みを眺めながらリラックスして過ごすこともできます。何より大きなメリットなのが、お店を探している人がどんなお店か一目でわかる点です。お店の雰囲気や料理、ドリンクが一目でわかるため、お客さんからしても立ち寄りやすくなっています。
LOCOTABIによると、スターバックスの値段は下記のようになります。
カフェラテのトール 3.95ユーロ カプチーノ 4.25ユーロ モカ 4.85ユーロ アメリカン 2.95ユーロ フラペチーノ 5.45ユーロ エスプレッソ 2ユーロ
1ユーロ当たり150~160円なので、日本とあまり変わりません。
イタリア人は一日当たり4,5杯のエスプレッソを飲むそうなのですが、毎日飲むと仮定した場合少なくとも月に30000円以上エスプレッソに消費していることになります。
飲まない人もいると思うので、平均するともう少し少なくなると思いますが、日本人よりカフェやコーヒーに費やす額は大きくなると思います。
まとめ
今回は日本と韓国、ヨーロッパのカフェの文化や歴史についてザックリ解説していきました。
国によって特色は有りますが、ビジネス・文化の中心となっていることが分かります。また、文化・歴史が現在のカフェの形に大きな影響を与えていることを読み解くことが出来ます。
現在はセルフサービス型のカフェが主流ですが、将来はAIやロボットの発達によって全自動でのサービスが実現する日が来るかもしれません。みなさんはどのように変化していくと思いますか??
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